今日は新築する方に向けて、トイレの注意点をお伝えしたいと思います。
新築する時ってついつい「この先我が家はモデルルームのような綺麗さが保たれる」ことを前提にあれこれ選んでしまうんですよね。
その代表格が床の色です。床材を白色系にするとお城やモデルルームみたいで気持ち良いですよね、ただしそれは床の綺麗さが保たれることが前提。数日掃除しないと髪の毛はあるわ、埃は浮くはでコンナハズジャナイ感が出てきます。
住宅購入前は「これを機に掃除の頻度を上げれば良い」というポジティブシンキングになりますが、住んで1年を超えたらそんな考えはなくなります。背伸びしない等身大の考えに戻ります。笑
今回はそんな注意点をトイレに絞ってお伝えできればと思います。どうぞよろしく。
水量が少なすぎないか
Tawashiの思う注意点No.1です。打合せ時、営業からこんなことを言われました。
メーカー・グレードはお任せしますが、水量が少ないモデルは選ばないでください。流れないことがあります。
打合せ当初、Tawashiはイマイチぴんときませんでした。このご時世、研究者たちが苦慮しつくして世に出されたトイレが水が少なくて流れない?んなーことはないだろう。そう思いました。
しかし、その思いは簡単に覆りました。ぼくの所属するブラック企業が新社屋を建てることになり、当然トイレも綺麗すっきり新品になりました。そこでよく用を足す際に流れないことが割とあるのです。新品の有名メーカーのトイレなのに、です。
今のトレンドはエコなので、水量を極限まで減らしたモデルが各社用意されています。厄介なことに、水量が十分かどうかは展示場で水を流すだけではわからないのです。実際にう〇こして、トイレットペーパーをある適度投入して初めてわかる水量の適正値。
水量が少ないことで何が起きるかというと、「一回で流れない」です。一回で流れないこともストレスですが、最悪詰まりの原因にもなるようです。
では適切な水量はどれくらいなのか?営業曰く、
「大で3L台は止めた方が良い」
でした。4L以上が良いということですね。TOTOでいうところの「ネオレストNX」あたりは床排水のみなので大3.8Lとなりますので注意が必要です。
ちなみに我が家のトイレはLIXILの「サティスS6」というモデルですが、大5Lで今まで流れなったことはありません。
配管工事の必要性
費用に関わる話になりますが、皆さんはタンクレス・タンクどちらのトイレを検討中ですか?こだわりがない人はタンクありで良いと思いますが、見た目のスタイリッシュさからいくとタンクレスとしたいですよね。
トイレを設置する場合、タンクレストイレと手洗い場はセットになります。トイレに流す水をタンクに蓄えられない場合は、流すための水道と排水用の配管を設ける必要があります。
つまり、タンクレスのほうがトイレ単体だけでなく周辺工事も増えるため、お値段が結構お高くなります。通常であれば、便器と手洗い2つの配管が必要となりますが、トヨタホームでラインナップされているPanasonicのアラウーノの場合、手洗いの配管が便器の配管と繋がっており、配管は1本で済むメリットがあります。2Fのトイレ設置でタンクレスか否か迷っているかたは選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
タンクレストイレに手洗い場、スタイリッシュで格好良いのですが、Tawashi家は近くに洗面所があるため、あまり手洗い場の使用頻度は高くありません。客人は使っているので、まあ設置して良かったのかな?とは思います。
収納が適正か
新築に引っ越して、必要になるだろう物はいくつありますか?最低でも今置いてあるもは必要ですよね。
- トイレットペーパーの替え
- トイレクイックル
- トイレマジックリン
- ゴミ箱等
最低でもこれくらいは必要ですね。それに将来、子供が欲しい人はもう少し置くものが増えます。
- 幼児用トイレ
- おしりふき
- オムツ
さすがに幼児用トイレが入る収納は厳しいものがあるので、床に置くしかなさそうです。それなりの間取りも必要ということですね。
必要な収納は、
想像できる収納物 × 1.5倍
くらいの収納がったほうが良いですね。
アクセントクロスでアクセント
トイレってあまり物を置かないせいか、殺風景になりがちですよね。そんなときは、1面のクロスだけ変更するアクセントクロスがオススメです。
我が家は嫁さんからピンクのクロスにしたいとの要望があり(1Fはやめてと言って2Fになったけどそれでも)、嫌だなぁと思い、営業にこっそり相談すると、1面だけピンクにしたほうがどぎつい印象もなく、清潔感とお洒落を演出できますとのこと。
おお!それはいい!
実際にできたトイレを見るとなかなかお洒落にできあがり、嫁さんもTawashiも満足できる空間にしあがりました。
(営業さんグッジョブ)
1面だけクロスを変えても、金額が変わらないメーカーが多いので、アクセントが欲しい方は一考の余地ありです。
以上、ぼくが思うトイレの注意点でした。
くどいようですが、トイレの水量だけはほんと注意してくださいね。笑
それでは。