住宅購入の際、一番迷うと言っても過言ではないのが住宅メーカーの選定です。
付き合いなどの理由がない限り0から探すことになります。
構造の選択
自分たちがまずどの構造の家が良いかを最初に考えます。
構造・工法は大きく分けると↓の2種類に分類されます。
- 木造
- 鉄骨
木造の中では、在来軸組や2×4など。
鉄骨の中には、軽量・重量があります。
他にも鉄筋コンクリートなどありますが、ここでは割愛します。
それぞれメリット・デメリットがあるので挙げてみます。
木造のメリット
- 安い
- デザイン・間取りに自由度がある
- 冬暖かく・夏涼しい
木造のデメリット
- 職人の腕により品質がバラつく
- シロアリなど害虫被害
- 耐久性
- 耐震性が(鉄骨に比べると)劣る
対して鉄骨のメリット
- 頑丈
- 火災に強い
- 耐震性
- 広い空間が作れる
- 工期が短い
鉄骨のデメリット
- 高い
- 結露しやすい
- デザイン・間取りに自由がない
ぼくの中で一番気になったのが、木造は職人の腕に左右される点です。
鉄骨だとある程度工場で生産し、現場で組み立てます。トヨタホームやセキスイハイムはユニット(1区画)ごと工場で作成するため、更に工場生産の比率が高くなります。
工場生産の比率が高くなると、現場での組み立て品質がバラツキにくく、安定した品質になります。
木造の場合、大抵は大手のハウスメーカーで契約しても、実作業は下請けの地元工務店になります。提携工務店なので、変なヤカラは少ないと思いますが、ぼくが建築現場を見学しても、腕の良し悪しを見抜く自信はありませんでした。
正直、腕の良い職人さんに頼める保証があるなら、木造も良いなと思いますが、ギャンブルのようにしか思えず、心は鉄骨に傾いていきました。。。
文章を読んでもピンとこないと思うので、総合住宅展示場などで実際に目で見るのが良いと思います。鉄骨造は武骨な作りが多く、木造は洒落たデザインや間取りになっていることが多いです。
家のライフサイクルを考える
家なんて20年も住めりゃ十分よ
なーんていう方は別ですが、多くの人にとって一戸建ては、一生に一度の買い物。
ぼくはこの当時29歳、嫁氏26歳だったので、60年後ぼくはぽっくりいっても、嫁氏は購入する家に住んでいるかもしれません。
そうなるとリフォームを30~40年で一度したくなると思います。
そこで必要になるのが、基礎や構造の品質です。
低品質な柱や壁は再利用できません。何が言いたいかというと、設備をケチっても骨格・構造をケチるべきではないということです。安物買いの銭失いとならないよう、品質が良い住宅メーカーを選びましょう。